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2010年11月 2日 (火)

京都宣言

京都宣言

これから 結婚して子どもを授かりたい!

前途洋洋たる若者に突然襲い掛かり、

そうした夢と希望を断ち切ろうとするやまい。それが精巣腫瘍だ。

しかも、精巣腫瘍と闘っている仲間の数は少なく、

患者会すら存在していない。

患者の数が少ないので医師や製薬企業の関心も低い。

しかし、改めて、世に問いたい。

精巣腫瘍の患者のおよそ3分の2は、

30代までに、このがんに罹患しているというデータがある。

20代 、30代という、人生で最も生き生きとしている時期に・・・

これから自分の人生の目標に向かって邁進しようという時に・・・

これから結婚して子どもも作ろうという時に・・・、

幼い子供を育てる父親として人生設計を考える時に・・・、

まさにそういった時にかかるのが、精巣腫瘍なのだ。

しかも、男性のがんである。

精巣腫瘍は、男性が男性として生きていくには欠かせない

精巣のがんである。

性に関わる、根の深い問題をかかえて、

一生過ごさなければならないこともあるのだ。

がんが抱える社会的な問題を、ほぼ網羅しているといっても

過言ではない。

それゆえ、我々は、

人間としての尊厳をもっとも大切にする。

繰り返すが、

若くしてなるがんであるがゆえに、

これから結婚・出産・育児・就労を考える男性にとっては、

精神的に大きな打撃を受ける

そして、つらい化学療法の末に、

晩期障害にも悩まされることも少なくない。

そこで、人生のパートナーをはじめ、家族や友人、医療関係者など、

広い意味での「サバイバー」が一体になって、

闘病を続けていかなければ、

患者本人が、人生を全うすることは不可能だとさえ、考える。

欧米では、精巣腫瘍の早期発見にも、パートナーの協力が欠かせない。我々サバイバーは、

先頭に立って、こうした考え方を世に広めたいと思う。

前途 ある若者をどん底に突き落とす、この病(やまい)だが、

精巣腫瘍に負けまいと、多くのサバイバーが、果敢にチャレンジし、

精巣腫瘍と、それに伴う肉体的・精神的な苦痛・困難を

みごと、乗り越えてきた

大いに賞賛されるべきことだ。

我々サバイバーは、我々自身に大いなるエールと賛辞を送ろう。

そして、これからも、精巣腫瘍のサバイバーの新メンバーを

大きな拍手で迎えようではないか。

我々 サバイバーは、ここに大いなる誓いをたてる。

若いがゆえに、

その後、天寿を全うするまでに半世紀以上の年月が存在する。

その時間をすべてのがんのサバイバーのために捧げることを

我々のMissionとする。

精巣腫瘍に負けずに、世のため、人のため、社会で活躍する。

これもまた、我々のMissionである。

いま、ここに高らかに宣言したい。

我々は、精巣腫瘍という病(やまい)で強く結びついた仲間であり

同じMissionと夢・Visionをもった同志である。

この京都で確認した誓いを生涯忘れずに、助け合い、

また励ましあって、

世の中から、精巣腫瘍がなくなるまで闘うことを宣言する

2010年10月30日

付帯決議

この宣言に賛同するサバイバー全員に

宣言書の末尾に、直筆でサインしてもらい、後世に残すこととする。10年後、再び、全員で京都でまみえ、

その後の活動を見直し、誓いを新たにすること。

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